2020年6月付けで入社したフィッツプラス システム開発部の讃岐と申します。 DietPlus Proというアプリや、特定保健指導の進捗管理用のWebアプリケーションを開発するサーバーサイドエンジニアとして働いています。
特定保健指導については、以前に福本さんが使用している技術も含め書いてくださったのでそちらをご覧下さい。
エンジニアとしてのキャリアはメドピアで2社目となります。Railsは未経験でしたがRailsエンジニアとしての採用でした。
そんなわけでメドピアでRailsエンジニアとしてのキャリアが始まったわけですが、開発環境については芝田さんが他の記事で紹介してくれているので、今回はメドピアのエンジニア文化を紹介していきたいと思います。
1. 新しいことを学ぶ機会が多い
メドピアには「Rails読書会」というRailsやエンジニアリングに関する書籍をwillnetさんと読み合わせできる会だったり、「PR振り返り会」という共有したいトピックがあるPRについてエンジニア間でそれぞれの意見を交換をする会が毎週あります。
そこで経験豊富なエンジニアの方々がチーム関係無しに参加されて、エンジニアリングについて様々な観点で議論されて、自分では得られなかった情報や、知らなかったトピックがぽんぽん出てくるのでかなり多くのことを学べます。
最近のRails読書会ではSRE サイトリライアビリティエンジニアリングを読み合わせていて、メドピアのSREの方の意見を直で聞くことができています。以前はSREというものはフワッとした理解だったのですが、SREの方の意見を直で聞くことで今SREがどのように事業に貢献していて、自分もその恩恵を受けているかをかなりリアルに感じることができています。
僕がエンジニアとしての経験がかなり浅いので得られるものが多いというのもあると思いますが、経験が浅いエンジニアでもそういった会に参加して、いろんなチームの経験豊富なエンジニアの方の意見を直接聞ける機会がある、というのはかなり嬉しいです。
毎週水曜日の決まった時間に上記の会があるので、頻度もいい感じに参加しやすい形になっていると思います。
2. 技術者支援の制度がちゃんと使用されている
メドピアには年間12万円までAWS・Azure・GCPなどのIaaSの使用料や技術書、資格取得などを補助してくれるテックサポートという制度があります。
前職でも一応資格取得費用などは補助してくれる制度とかはあったのですがだれも使ってない&フローがわかりにくかったので利用していませんでした。
メドピアはそういった制度が形骸化してだれにも使われない、ということはなく実際に使用されています。入社後にきちんと制度を利用する際のフローや参考ドキュメントなどを教えてもらえるので入社した方がスムーズに使えるからだと思います。
みなさんかなり有効活用されていて、各種有料IDEやHHKBなどのキーボード、各種書籍を買われている方が多い印象です。
おそらく社内で一番有効活用している先輩の利用額はこんな感じです。笑
この制度のおかげで高い技術書なんかも気兼ねなく買って勉強できるのでエンジニアが成長しやすい環境だと思います。僕も何冊か買って勉強しています。
また、メドピアで働くエンジニアは裁量労働制なので時間の都合が付けやすく、勉強会のためにすこし早く抜ける、ということなんかもできるのでかなり働きやすい環境でもあります。
こういった制度がちゃんと有効活用されていて学びやすさ、働きやすさとして会社から還元されているのはとても良い文化だと思っています。
テックサポートについては別の記事でも紹介されているので是非読んでみてください。
3. 技術顧問がwillnetさん、Matzさん
「1. 知見を得られる機会が多い」でもお話させて頂きましたがwillnetさん、そしてMatzさんが技術顧問としてメドピアをサポートしてくれています。
willnetさんは毎週の勉強会やSlackのtimesチャンネルで参加してくださっていて、その知見で様々な疑問などを解決してくださっています。以下のような感じでtimesチャンネルに質問され、それに回答を頂けます。
そしてMatzさんは月一でWeb会議を開いて頂いているので、そこで毎月疑問などをぶつけられます。Matzさんに質問したい内容がまとめられているスプレッドシートがあってそこにずらっと質問が並べられています。
言語開発者に直で意見をぶつけられたりする機会なんて滅多にあるものではないと思っているので、この環境を作って下さった弊社CTOの福村さんには「Matz」の文字列をみる度に感謝しております。
(弊社CTOの福村さんとMatzさんがこの記事でMatzさんが技術顧問になる経緯などを対談しているので是非みてみてください。)
こう言った著名な技術顧問の方がいるおかげで会社全体の技術力の底上げになっていると思います。 Railsの実装やRuby内部のことが気になった際にすぐに質問できるという環境はエンジニアにとってものすごく良い環境だと思っています。
4. コミュニティを大事にしている
RubyKaigiは毎年エンジニアの方が殆ど総出で行く恒例行事だそうです。 (残念ながら今年はオンライン開催なので現地には行けないですね。)
他にもいろんなコミュ二ティ、カンファレンスのスポンサーになっていたりもします。
以下はRubyKaigiのスポンサーになった記事です。 tech.medpeer.co.jp
以下は前述した弊社CTOの福村さんのRuby,Railsコミュニティとの向き合い方についてのスライドです。 speakerdeck.com
僕はこういったカンファレンスなんかにあまり参加する機会がなかった(単にぼっち参加にビビってた)のですが、メドピアで働くうちに自然と興味も湧いてきて今年はいろいろ参加してみる予定です。
他にも先輩がGotanda.rbのOrganizerだったり、銀座Railsに登壇してたり、社内でコミュニティを盛り上げようという雰囲気があるのでかなりコミュニティに貢献したいモチベーションが上がります。
かなり直近ですがRubyKaigi Takeout 2020のスポンサーにもなってました!
おわりに
メドピアでRailsエンジニアとしてのキャリアが始まったわけですがいままで紹介してきたメドピアのエンジニア文化のおかげで毎日様々なことを快適に学べています。
こういった文化を作ってきたメドピアのエンジニアの方に感謝しながら僕もよい文化作りに貢献していきたいと思います。
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