Androidエンジニアの池上です。 メドピアがプラチナスポンサーとして協賛しているDroidKaigi 2022が10月05日~10月07日の3日間で行われました。 私はDay1とDay2にオフライン参加してきましたのでその内容をご紹介したいと思います。
会場の様子
Day1とDay2は東京ドームシティのプリズムホールで開催されました。 とても広い会場の中で、多くの企業がブースを出展しておりとても盛り上がっていました!! 私はオフラインでの参加は初めてでしたが、Androidに関心のある・携わっている人たちがたくさんいることを改めて実感することができてとても感動しました。
会場ではスタンプラリーが実施されており、楽しみながらさまざまな企業のブースを回ることができます。
メドピアブース
メドピアのブースでは『Androidエンジニアは健康か?』の内容でアンケートを行いました。 座っている時間が1日平均7時間以下かどうか、などの健康に関する質問をDay1とDay2で合計6問用意しました。 設問の枠からシールがはみ出てしまうほど多くの方に参加いただき大変嬉しく思います!
ちなみに結果は以下のようになりました。
Day1
健康への意識は持ちつつもなかなか行動に移せていない・・・という結果に
Day2
週2回30分以上運動している方が半分近くいらっしゃいました!
Day1の結果だけだとAndroidエンジニアの健康が心配になってしまうところでしたが一安心ですね笑
スポンサーセッション
Day1のセッションが全て終了した後に協賛企業によるスポンサーセッションが行われました。 ルールは「時間は3分間・内容は自由」だけであり、運営の方たちも各企業がなにを発表するのか事前に知らなかったようです。 短い時間でも印象に残るような趣向を凝らしたセッションの連続で会場も大盛り上がりでした! メドピアではDroidKaigiに向けて作成した『Droid Quiz』の紹介を行いました。
AndroidとKotlinに関するクイズが計8問ありますので興味のある方は下記から挑戦してみてください!
セッション
いくつか聞いたセッションをご紹介したいと思います。
2022年ヘルスケアアプリのつくり方
Google I/O 2022で発表されたHealth Connectをどう導入していくかの知見を共有していただきました。
Health Connectでは、今まで別のアプリで管理していた体重や歩数などの健康・フィットネスに関するデータをまとめて管理できるようになるようです。 今後Health Connectを使用するユーザーが増えていくようであれば、健康に関するデータを扱うアプリでは導入が必須になるような印象を受けました。
また、Google FitとHealth Connectの比較も紹介いただきました。 弊社のヘルスケアアプリではGoogle Fitを使用しているものもあるため、今後の対応をどう進めていくかを考える上でとても勉強になりました。
Why Projects Succeed: Lessons Learned from the Android OS
droidkaigi.jp Androidのこれまでの歴史を振り返りながらどうしたらプロダクトが成功するのか考えるセッションでした。
まずAndroidの歴史が非常に興味深かったです。
Android OSは最初デジタルカメラ用のOSとしてデザインされたことを始めて知りました!
他にも「Android端末の販売台数がガラケーを追い越したのはいつか」などAndroidのこれまでのお話をさまざまな角度から聞くことができました。
「What Can We Learn From Android?」として現代のプロダクトに活かせるエッセンスもいくつか紹介されています。
Crunch times happen ... but death marches shouldn't
胸に刻みたい言葉だ笑
実例から学ぶJetpack Composeのパフォーマンス改善
droidkaigi.jp Jetpack Composeで実装する際にパフォーマンス面で気をつけることを実例を交えながら紹介いただきました。
弊社のアプリでも新画面などから徐々にJetpack Composeへの移行を進めています。 Composeへ移行するにあたり、Recycler Viewと組み合わせた時のパフォーマンスなどに不安を感じていたのでとても参考になりました。Layout InspectorでRecomposeの回数確認できるのはとても便利そうでした。
個人的には「早すぎる最適化を避ける」というのが一番刺さりました。 パフォーマンスのことを考えすぎて、可読性がさがったり実装が遅くなっては元も子もないので、パフォーマンスの問題に直面してから最適化を検討するようにしていきたいです。
終わりに
現地参加・ブースの運営・スポンサーセッションなど初めてづくしのDroidKaigi 2022で、非常に有意義な体験をさせていただきました。 オフライン参加することで、DroidKaigiスタッフ・スピーカー・各企業の方達のイベント、そしてAndroidを盛り上げようする情熱がひしひしと伝わってきました。来年もオフラインで開催されるようであれば、是非現地参加しようと思います!!
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