モバイル開発グループのリーダーを務める小林(@imk2o)です。 今年もiOSDCとDroidKaigiに参加してきました! 例年と異なり、今年はモバイル開発グループのマネジメントを行う立場で参加したこともあり、いつもとは異なる目線でカンファレンス参加への意義や、今後のモバイルアプリエンジニアのキャリアについて考えてみました。
開発コミュニティに関わること
まずこういったカンファレンスを「情報収集を行うための場」という見方をしていませんか? もちろん新しい技術や知見を獲得できる機会であることは間違いありませんが、もっと大切なことがあります。
それは他のエンジニアたちと直接意見交換することだと私は思います。 (これはiOSDC主宰の長谷川さんもよく仰っている言葉ですよね)
社内のエンジニア同士はもちろん、できれば社外のエンジニアとも積極的なコミュニケーションを取ってもらいたいなと思います。 現地にいくと、オンライン上では明かされない話や内情など、共感できる内容が聞けちゃうことが多いです。 企業ブースにいるエンジニアの方だけでなく、同じテーブルに座った方や待機列の後ろの方に「ちょっと話しませんか?」みたいに声をかけるだけで、実は皆さんけっこう会話してくれるんですよね(今回も何度かそういう機会がありました...優しい世界だ)。
アプリエンジニアのキャリア
キャリアについてはエンジニア共通の課題と言えるかもしれないですが、アプリエンジニアにはどんなキャリアがあるのかという点は、私もメンバーと会話するときによく悩んでいるところです。
そんな中DroidKaigiでのkonifarさんのセッションがまさにドンピシャのテーマだったので紹介しておきます。 Androidエンジニアに限らず、あらゆるエンジニアにとって参考になるのではないかと思います。 www.youtube.com
一度、自分のこれまでの経験を棚卸ししてみるとよさそうですね。 その中で自分の強みとか、伸ばしたいスキルを見つけ磨いておくと、必ずどこかで生かせる機会があるのではないでしょうか。 特にアプリエンジニアは、他ポジションのエンジニアやデザイナー、営業・企画チームなど様々な人と関わる機会が多いので、円滑にコミュニケーションするための知識やベーススキルを身につけ、守備範囲を広げやすい職種かなと思っています。
アプリエンジニアを持つマネージャの方へ
もしアプリエンジニアがiOSDC/DroidKaigiのようなカンファレンスの現地参加に消極的であるなら、ぜひ背中を押してあげてください。目前の仕事を一旦棚上げしてでも、行ってもらう価値はあると思います。 「楽しんでこい!」と送り出すとはいえ、マネージャとしては何かしらの成長・成果は期待したくなるでしょう。 一例ですが、
- エンジニアコミュニティの輪を広げたか
- 技術ブログに書く
- 社内勉強会や報告会を行う
- 業務に生かせる技術やソリューションの提案
- 今後発表やLT登壇し自己成長やプレゼンスを上げる
などについて1 on 1で会話してみてもよいかなと思います。
ではまた来年、カンファレンスでお会いしましょう!
是非読者になってください!
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