こんにちは!
週一のサウナは欠かさない、フロントエンドエンジニアの土屋です。
先日、Vue.js の公式ドキュメントがリニューアルされました。
Vue.js 日本ユーザーグループ主導で翻訳プロジェクトが立ち上がっているのはご存知でしょうか?
先日、Vue.js 公式ドキュメントが刷新されたことに伴い、Vue.js日本語公式ドキュメントの翻訳を開始しました!刷新に伴い、ドキュメントの新規翻訳が必要になっています!Vue.jsコミュニティのみなさんの温かい翻訳支援お待ちしております。翻訳はこちらからできます 👉https://t.co/a6SjVDM12j
— Vue.js 日本ユーザーグループ (@vuefes) 2022年2月25日
メドピアでは、普段お世話になっている Vue.js に貢献したいという思いから、数回に渡って、Vue.js 公式ドキュメントのモブ翻訳を行ないました。
モブ翻訳の方法
- Google Meet でファシリテーターの画面を共有しながら、Vue.js 公式ドキュメントの翻訳を行う
- OSS へのコントリビュートに慣れていない方は、ファシリテーターが共有した画面を見ながら一緒に作業する。
- 不明点がある場合、適宜ボイスやテキストチャットで相談しながら行う。
- OSS へのコントリビュートに慣れてる方は、自分のペースでもくもくと作業する。
モブ翻訳の流れ
ここからは実際のモブ翻訳の流れとともに、その様子を紹介します。
まず、リポジトリの README と Vue.js 公式サイト日本語翻訳ガイドを確認します。
翻訳の方法や注意点が記載されているので、必ず目を通しましょう。
その後、翻訳するページを決めます。
Vue.js ビギナーの参加者が多かったので、Tutorial を翻訳することにしました。
翻訳を通して、Vue.js の知識を獲得するのが狙いです。
GitHub Issues で翻訳タスクが管理されているので、翻訳するページが決まったら、Issue に翻訳する旨をコメントします。
Tutorial を翻訳するので、Tutorial 翻訳まとめという Issue にコメントしました。
その後、リポジトリをフォークしてローカル開発環境を構築します。
ローカルで立ち上げることに成功したら翻訳開始です!
訳し方に迷ったら Wiki をチェックしましょう。よくあるNGが記載されています。
また、Vue2 の公式ドキュメントではどのように訳されているか確認するのも有用でした。
訳し方に自信が持てない箇所は DeepL を使いました。
翻訳が完了したら、フォークした自分のリポジトリにプッシュします。
その後、フォーク元のリポジトリに Pull Request を出します。
PRを出すと、メンテナーの方がレビューしてくれます。
修正箇所がある場合は修正して再度コミットします。
問題がなければメンテナーの方がマージしてくれます。
これで一つの翻訳タスクが完了です。
この流れで数回モブ翻訳を行い、弊社の社員で Tutorial を全て翻訳することができました!
まとめ
OSSにコントリビュートするのが初めての参加者が多かったので、リポジトリをフォークしてPRを出すといった、一般的なOSSへのコントリビュートの流れを体験できたのは良い経験になったと思います。
OSSにコントリビュートしてみたいけど、本体のコードに手を入れるのはハードルが高いと感じている方は、まずドキュメントの翻訳からトライしてみるのはいかがでしょうか。
普段使っているOSSには、今後も積極的にコントリビュートしていきたいですね。
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