メドピア開発者ブログ

集合知により医療を再発明しようと邁進しているヘルステックカンパニーのエンジニアブログです。読者に有用な情報発信ができるよう心がけたいので応援のほどよろしくお願いします。

Matzさんを交えて、RubyKaigi 2024の社内共有会を実施しました!

こんにちは!メドピアの伏見(@fussy113)です!

メドピアでは、Rubyの父でありメドピアの技術アドバイザリーを務めていただいているMatzさん(@yukihiro_matz)をお招きして、オンライン会議を開催しています。

そのオンライン会議にて、5月に開催されたRubyKaigi 2024に参加したエンジニアからの共有会を実施しました。

この記事ではその共有会のレポートをお届けします!

RubyKaigi 2024 と メドピアのスポンサーの運用

1人目はVPoTの平川さん(@arihh)より、スポンサーブース運営や、RubyKaigi 2024全体についての振り返りのLTでした!

メドピアはブースでアンケートを行っており、その内容の共有であったり、他社さんの取り組みで良かったものなど、RubyKaigi 2024全体の雰囲気が伝わるような内容でした。

今後のスポンサーブース運営の際に、また見直したい内容のLTでした。

(ちなみにMatzさんからは、メドピアのスポンサーブースで配っていたデカバッグについて、とても良かったという感想をいただきました!)

ブースの振り返りは、MedPeer Styleでも記事を書いているので、ご覧ください。

style.medpeer.co.jp

RubyKaigiのプロポーザルを通したい。

2人目は榎本さん(@toshimaru_e)より、RubyKaigi の特殊性、熱量を伝える内容のLTでした!

RubyKaigi はRubyを"使って"いる人ではなく、Rubyを"作って"いる人が来る、"最高のTech カンファレンスを作りたい"という運営の強い思いを持って作り上げられていること。

そんな最高のTech カンファレンスにプロポーザルを通すには、どうすれば良いのかを過去の発表内容をもとに考えようといった内容でした。

RubyKaigi の特殊性や唯一無二性を聞き、そこに登壇しているエンジニアは本当にかっこいいなと素直に感じました。

自分も自慢できるコードを日々書き続けて、RubyKaigi にプロポーザルを出したいと刺激をいただきました。

発表された資料は、公開もされているので、ぜひご覧ください。

speakerdeck.com

ruby.wasm 最前線 2024 - wasmでMockServerをつくる

折り返し、3人目は草分さん(@lni_T)より、ruby.wasm についてのLTです!

RubyKaigi 2024で話されたruby.wasm に関連するセッションの共有と、その内容を活用してサーバー起動が不要なモックサーバーをruby.wasm × Service Worker で作ったというデモが実施されました。

bundler がruby.wasm に対応して、build の手順がどんどん楽になったり、Pure RubyなGemはruby.wasmに組み込むことが出来るようになっていたりと、開発者がどんどん触りやすくなっていることに驚きでした。

またMatzさんから、他のプログラミング言語でのwasm の試みの動向について聞くことができたのも興味深かったです。

発表された資料は、公開もされているので、ぜひご覧ください。

speakerdeck.com

Improved REXML XML parsing performance using StringScanner

最後は、RubyKaigi 2024のLT に登壇した内藤さん(@naitoh)のリバイバル講演でした!

REXML Gem内の実装をRegexpからStringScanner に書き換えることによって、処理速度を本番でも利用を検討できるレベルに改善されたという内容でした。

書き換えにあたってベンチマークを用意して計測を行い、ボトルネックを確認してから実装を進めるなど、ライブラリの速度改善についての進め方として参考にしたいなという印象を持ちました。

MatzさんからもLTではなく、30分のセッションでも良い内容と嬉しい言葉をいただきました!

発表された資料は、公開もされているので、ぜひご覧ください。

speakerdeck.com

終わりに

Meetで集まって、コメントや、リアクションで盛り上がりつつ、ワイワイと共有会を進めることができたので、とても楽しむ会ができたと思っています!

開催後アンケートより参加したエンジニアからも、"ダイジェスト的に内容を知ることができた"、"ruby.wasmなど、さらに進化していることを感じることができた"とポジティブな感想をいただき、よかったです。

今後もワイワイと社内を盛り上げていけたらと思います!


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