iOSエンジニアの島です。 iOSDC Japan 2022にオフライン参加したので参加レポートを書きたいと思います。
会場
iOSDCへの参加は二度目ですが、オフラインでの参加は今回が初めてです。 スポンサーブースがたくさん(19あったみたいです)あってとても活気がありました!
人がたくさんいるな〜と思っていたのですが、コロナ前から参加している方からするとこれでも以前の6割くらいらしく、オンライン参加だけの方も結構いたんじゃないでしょうか。
ノベルティコーナーには各スポンサーのノベルティが置かれていました、久々に歩いて汗をかいたのでうちわとタオルがありがたかった... ノベルティボックスに入っていたものが主ですが、自由に置いて行っても良いとのことだったので持って行ったメドベアのステッカーとカードを置いていきました。
セッション
いくつか聞いたセッションを紹介したいと思います。
UIKit ベースの大規模なプロジェクトへの SwiftUI 導入 @kuritatu18
弊社でもUIKitベースのアプリにSwiftUIの導入を順次行なっている最中なので参考になるかと思い聞いてみました。
すごく共感できる内容で、自分としてもそんなに間違ったことしてなかったなと安堵しました。
特にスモールスタートするべきというのは大事で、UIKitの動作を置き換えきれない部分やバージョンによって未対応な機能があったりと、落とし穴がまだまだあるので(特にiOS13をサポートしている場合)ここは慎重に進める必要がありそうです。
余談ですがMOTではフォントを独自の呼び名で使い分けてる件がおしゃれでいいなと思いました。
即時通知を導入する際に考えるべきこと @aomathwift
集中モードや通知要約など既存のPush通知が見られづらくなっているなか、ユーザーにとって重要な通知を確実に届ける方法として、iOS15以降から使えるinterruption level
をtime-sensitive
にするというのを紹介されていました。
こういった機能はちゃんとルール決めをしておかないとなんでも対象にした挙句ユーザーに設定で表示されないようにされてしまう懸念がありますが、Push通知を新設する際のルールをフローチャート化して運用しているそうです。
モバイルアプリの行動ログの「仕込み」を快適にする @yujif_
ログを取得して利用状況の分析をするというのはいろんなアプリやサービスでされていそうですが、そのログを収集する際の仕組みづくりについてのセッションでした。
Markdownでログの仕様を記述するとSwiftのコードが生成されて、あとはログの送信箇所に実装するだけという仕組みを作っていて、ログの仕様がgitで管理できてかつ仕様と実装の乖離がないというのは体験としてすごくよさそう。 ログが本当に送られているのかをチェックできる機能も紹介されていて、非常に参考になりました。
まとめ
オフラインでの参加は初めてということもあって浮き足ってしまい、あまり集中してセッションに望めなかったところはありますが、後ほどアーカイブでしっかり見ようと思います。
正直なところセッションの内容を頭に入れることを考えるならオンラインの方が適しているように思えますが、オフラインだと各企業やスピーカーの方々がイベントを盛り上げようとしている熱量が伝わってきて、とても刺激的でした。
私も弊社の取り組みとしてSwift Quizを作成し、一部はパンフレットにも記載されています。全問はサーバーサイドSwiftで書かれたWebページで公開しており、こちらに答えや解説を載せています。 まだチャレンジされていない方はぜひチャレンジ&結果のシェアをお願いします!
サーバーサイドSwiftにご興味のある方は今回のWebページについてこちらの記事で解説されていますので読んでみてくださいね。
メドピアでは一緒に働く仲間を募集しています。 ご応募をお待ちしております!
■募集ポジションはこちら https://medpeer.co.jp/recruit/entry/
■開発環境はこちら https://medpeer.co.jp/recruit/workplace/development.html